劇団子にヒトコト 【石山英憲】

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そろそろ変えない?

大学1年の夏休み。
高校時代にお笑いコンビを組んでいた仲間たちと再会し
何か面白いことしたいよねなどと話が盛り上がり
その場のノリで会場を抑えることになりました。
「会場抑えるために団体の名前が必要らしいぞ」
「とりあえず忘れられない名前にしよう」
「あ、しかも劇団名って書いてある」
「劇団縛りか・・・劇団子でいいんじゃね?」

若さだけでは済まされないほど
過去、劇団名には悩まされてきました。
領収書に宛名を書いてもらう際に
何度も何度も聞き返され
チラシを渡せばこれなんて読むのと言われ
言ったら言ったで難解だと指摘され
業界の大人たちにこんな劇団名では
絶対に売れないと断言される始末。

もしもタイムマシーンがあるならば
あの日に戻って、能天気な自分の頬を引っ叩き
「劇団の名前をking gnuにしねえか?」
と言ってやりたい。

何度も何度も劇団会議をし
劇団名を変えようとして来ました。
ですが結局、愛着が勝り
変更することなく今に至ります。

名前は大切です。
でも一番大切なのは
その名前を愛する気持ちなのかもしれません。

結局何が言いたいかっていうと
今更だけど劇団名、Mr.Childrenにしねえか?

PROFILE

石山英憲
Ishiyama Hidenori

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