劇団員から見たゲキダンゴ 【大髙雄一郎】

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印象的なエピソード
との事で、僕が入団した時のお話を。

最初に劇団子と出逢ったのは今から17年前。2006年の秋頃、僕がまだ18歳の時、原田芳雄さんの娘さんの舞台を当時のマネージャーさんと観劇に行っていました。その時受付の方に「今度舞台のオーディションがあるので、よかったら受けてみませんか?」と名刺を渡され受けたのが、


■ 演劇集団WHATCOLOR
第八回公演 『カメコが笑った日』
2007年1月31日~2月5日
劇場:アイピット目白

僕の初舞台です。
この時の作/演出が我らが座長”石山英憲”
でございます。役が”長谷くん”

そこから石山さんに「うちの劇団来ないか」と誘って頂いていたのですが、当時のマネージャーさんに「舞台は悪魔だから。達成感は麻薬。そこで舞台にハマって売れない、稼げない人がいっぱいいるから、絶対にやめなさい」と言われていて、断り続けていました。

その時の僕は役者やってたら女の子にモテるかなぁくらいの感じでした。ただなんとく、よくわらない自信だけメチャメチャあって、「俺ならいけるっしょ!」と映像の仕事をしていました。ただ特に芝居の勉強をした事も無ければ、そうゆう学校に行っていたわけでは無かったので、自分がたまたま出させて頂いた作品をテレビで見ると、あまりにも下手過ぎて「これ、、もしかして、、モテたくて始めたのに、、マイナスプロモーションじゃね?」とモヤモヤしていました。

そんな僕に石山さんの舞台はあまりに刺激的で。

初めて観た劇団子は

Theatre劇団子 18th act
カーラヂオが終われば

石山さんの描く世界が好きでした。

怪しい勧誘なみに”お前は芝居が下手くそだ!”とハッキリ言ってくださり、自分でもちゃんと芝居を勉強してる実感があり、入団を決めました。

劇団子での初舞台は

番外新人公演
トレジャーのある街 ’08


僕が芝居が出来なすぎて、稽古場で泣いたのをよく覚えています。

その前の
19th act『遥かなる山でヤッホッホ
では演出助手として勉強していました。


入団から16年。
顔ぶれもだいぶ変わりました。

画質が悪いですが、懐かしの写真をいくつか。

髪長すぎ。笑

毎回同じメンバーで演れるとは思っていないのですが、今回の公演は色々あります。

現状唯一の先輩”斉藤範子”さんが退団。
さやかも今回で退団。

そして以前退団した劇団員
朝倉、同期の悠佳さん参加。

客演に渡辺和貴さんを迎えしてお届け致します。

どこか寂しい気持ちもありますが、
すでにワクワクしております。楽しみです。
頼もしい素敵な劇団員達に助けられながら今出来る全力で30周年を迎えたいと思っています。
皆様何卒応援宜しくお願い致します!

■ チケット予約
お待ちしております。
[大髙雄一郎扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/gekidango30?m=0abefhb

PROFILE

大髙雄一郎
Otaka Yuichiro

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